高品質マザーボード及び、グラフィックスカード等のハードウェア製品メーカーである GIGABYTE TECHNOLOGY Co. Ltd. は2024年08月、AMD デスクトップ・プロセッサーの「Sinkclose」脆弱性に対処した最新 GIGABYTE UEFI BIOS を順次公開中である事を発表いたしました。
このセキュリティ上の脆弱性は、2006年以降のすべての AMD プロセッサーと世界中の数百万台のデバイスに影響を与えると報告されています。GIGABYTE は引き続き AMD と緊密に連携し、お客様に影響を与える可能性のあるいかなる問題にも迅速に対処いたします。セキュリティの脆弱性を修正することができる最新の AGESA を搭載した UEFI BIOS は8月下旬より、製品ウェブサイトにて順次ウェブサイトにて公開される予定です。
この新 UEFI BIOS バージョンが公開され次第、適用する事をお勧めします。UEFI BIOS は、GIGABYTE Q-Flash または Q-Flash Plus 機能を使用して簡単に更新できます。適合するバージョンと型番シリーズについては、次の表を参照してください。
マザーボード製品シリーズ |
適合 UEFI BIOS AGESA バージョン |
AM5 600系 |
AMD AGESA 1.2.0.1 (Ryzen 8000 / 7000 シリーズ) |
AM4 500 / 400 / 300系 |
AMD AGESA 1.2.0.Cb (Ryzen 5000 / 5000G / 4000G シリーズ) AMD AGESA 1.2.0.Cc (Ryzen 3000 シリーズ) |
sTRX4 TRX40系 |
AMD AGESA 1.0.0.B (Ryzen Threadripper 3000 シリーズ) |
sTR5 TRX50系 |
AMD AGESA 1.1.0.0f (Ryzen Threadripper 7000 / PRO 7000 シリーズ) |
【Q-Flash Plus 機能の使用方法; YouTube 動画】
https://www.youtube.com/watch?v=DosFZaL5TdU
【GIGABYTE AMD 系マザーボード製品一覧】
https://www.gigabyte.com/jp/Motherboard/AMD-Series
Sinkclose 脆弱性の詳細に関しましては、
AMD ウェブサイト上の「SMM Lock Bypass」項目をご参照ください。
以上